中学数学が秒でわかる!6枚のカードの同時確率【入試レベル】

はかせちゃん

問題文長いけど、途中ではかせを置いて帰らないでね、ね?

問題

3から8までの自然数が書いてある6枚のカード3⃣,4⃣,5⃣,6⃣,7⃣,8⃣が箱に入っている。この箱から2枚のカードを同時に取り出し,取り出した2枚のカードに書いてある数のうち, 小さい方の数をa,大きい方の数をbとする。このとき,aより大きくbより小さい自然数が 2 個以上ある確率はいくらですか。どのカードが取り出されることも同様に確からしいものとして答えなさい。

入試問題の確率の流れ

  1. 「条件に当てはまる数」を計算します
  2. 「全体の数」を計算します
  3. 「条件に当てはまる数」/「全体の数」をします

ほぼこのパターンしかないので安心だね

はかせちゃん

はいはい、パターンパターン

規則性は具体例から見つけ出す

具体的に考えてみると、自然と規則性が見えてくるよ

ちなみに、具体例を見る時は変数を1つ固定すると考えやすいよ

「条件に当てはまる数」

じゃあ、a を固定して、a が3の時から考えてみようか

a が3の時は、aより大きくbより小さい数が 2 個以上ある b は、6,7,8 で3つだね

a が4の時は、b は 7,8 で2つだね

もう規則性が分かってきたかな?

今回の規則は、「a が1増えるごとに b の数が1つ減る」だね

樹形図を使うのは簡単で確実性も高いけど、時間が掛かっちゃう。だから、どうしてもわからないときか、規則性を押さえる補助具くらいで使おう

また、高校生以上になると樹形図を使うことはないよ

話を戻して、一応一覧表示すると

条件に一致する数字の一覧

で、合計は3+2+1=6 だよ

「全体の数」

全部の数はどうかな

a が3のときは、b は4,5,6,7,8で5つ

a が4のときは、b は5,6,7,8で4つ

これも規則は、「a が1増えるごとに b の数が1つ減る」だね

一応、一覧表示すると

条件に一致する数字の一覧

で、全体の数は5+4+3+2+1=15 だよ

「条件に当てはまる数」/「全体の数」

あとは簡単、割り算をして答えを出すよ

「条件に当てはまる数」は6、「全体の数」は15

つまり、  $\dfrac{6}{15} = \dfrac{2}{5}$   だね

入試では点数の稼ぎどころなので、しっかり理解しておこう!

はかせちゃん

お疲れ~~~
質問とかあったら、コメントではかせにどんどん言うようにっ‼

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